離婚協議書自動作成サイト 愛と契約web は 離婚理由 も反映して、養育費 自動見積もり機能を備えた 離婚協議書 をかんたんに作成できるサイトです。今回はaitokeiyaku.comに入力されたデータを匿名化した上で、県別・地域別に愛と契約を利用された方々からどのような特徴・傾向が見られるかを探索的に調べてみました!

データは2021年11月から2023年の9月まで集められた約2000件のデータをもとにしています。

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分析内容

平均世帯年収

浮気 世帯年収
浮気 世帯年収

まずは都道府県別の平均世帯年収について。単位は万円でデータが5件以下のものと単位が「万円」でなく「円」だったものを外れ値として除外した上で集計しています。

やはり東京都が最も平均世帯年収が高いようです。

東京や大阪、名古屋といった三代都市圏近辺の都府県が上位にランクインしている傾向が見て取れます。

滋賀県と群馬県については高所得者により複数件入力されたこともあり、上振れ傾向にありました。

一方東北四国九州北海道は、全体的な傾向として世帯年収が低いことが見て取れます。

平均結婚期間(年数)

浮気 結婚期間
浮気 結婚期間

続いて結婚日から愛と契約を利用するまでの平均年数が長かった順に並び替えてみました。

データの中身を確認してみたところ、異常値やデータの件数が少なすぎると判断するには至りませんでしたが、三重県に60代の利用者が多かったことにより三重のみ顕著に長い結果が現れていると思われます。

こちらについては地方や都市圏といった観点からの傾向はみられませんでした。

平均結婚期間と年収の傾向

浮気 世帯年収cross
浮気 世帯年収cross

赤線は平均結婚期間の年数を表し、棒グラフは平均世帯年収を示しています。

そして年収の多い順に並べ替えされています。

このグラフを見たところでは、年収・地域・結婚期間については顕著な差は見られませんでした。

地域別平均年収と結婚期間

浮気 世帯年収erea
浮気 世帯年収erea

こちらは地域別に平均年収と平均結婚期間を算出し、同様に棒グラフと折れ線グラフにしたものです。

地域の分類はこちらのサイトのcsvファイルを利用させていただきました。

https://senrinomitiwohitoaside.com/【完全版】都道府県の地域区分をexcel-csvでひとまとめ/

平均結婚期間について、県別では三重が最も長い結果ではありましたが大阪のデータの数が比較的多かったこともあり、平均結婚期間を低下させています。

このグラフはからは、東日本では概ね年収と離婚に至るまでの期間の長さは比例関係がありそうです。南関東について説明を試みるなら、年収が一定程度の水準に到達すると離婚に至るまでの期間の長さには世帯年収という要素は重要でなくなる、ということができます。

西日本では逆の傾向が見られると言えます。すなわち世帯年収が高ければ高いほど、離婚までの期間が短いという傾向です。

特に北陸四国は世帯年収が低くても離婚に至るまでの平均期間が長くなっています。

要因として考えられることは

  • 離婚に対する周囲の目が否定的であること
  • 新たな良い出会いが都市部に比べて少ないこと
  • 収入が高くなくても結婚生活の満足度が高い傾向にあること

などが考えられるでしょう。

提出者の内訳

愛と契約の入力欄には提出者がどちら側かを書く箇所があります。そのデータを用いて分析をしたのが以下のグラフです。

離婚届
離婚届

地域ごとに集計したのがこちらです。

四国を除くと、離婚届を提出する多くは妻側のようです。

一方東日本では比較的夫側が離婚届を作成する割合が高くなっている傾向が見て取れます。

離婚理由について

都道府県別離婚理由内訳(割合)

離婚理由
離婚理由

続いて都道府県別に離婚理由とその内訳を集計して並び替えてみました。

一番上のグラフは夫側の浮気の数、真ん中のグラフは妻側の浮気の数、一番下のグラフは有責配偶者なしの数で並び替えています。

割合としては基本的に有責配偶者なし、すなわち円満な離婚が多くを占めています。

地域別離婚理由内訳(割合)

離婚理由area
離婚理由area

こちらは地域別に傾向を見ています。

一番上のグラフから順番に見ていきます。

顕著な特徴があるのは四国の男性です。

四国の男性は他のどの地域の男性よりも浮気しにくく、またDVによる離婚もないことから夫として選ぶには四国の男性は最も良い選択肢であると言えます。

中国地方の男性も比較的温厚で浮気もしにくいということができます。

北陸の男性は浮気はしにくいものの、DVの割合が他のどの地域よりも最も高い傾向が見られています。

逆に北海道の男性について、夫有責の浮気離婚の割合が他地域に比べて高くなっているので、浮気離婚には注意したいところです。

続いて2つ目のグラフです。

北海道・四国・北陸では妻有責の浮気離婚の報告数は0件です。

夫婦円満な結婚生活を送るパートナーを選ぶという観点で、以上の地域は非常に魅力的であると考えられます。

一方東日本では妻有責の浮気離婚の割合が高くなっています。妻の浮気リスクを重視する場合、東日本よりも西日本の方が地域という観点では魅力度が高くなっています。

3つ目のグラフおよび以上を勘案すると、地域という観点で離婚トラブルを分析すると、北陸・中国・四国の方が、他の地域に比べて離婚トラブルが起きにくいという結論が得られました。

まとめ

都道府県別の平均世帯年収を分析しました。東京都が最も高く、東京や大阪、名古屋などの都府県が上位にランクインしています。一方、東北、四国、九州、北海道は世帯年収が低い傾向があります。

愛と契約の利用までの平均年数を都道府県・地域ごとに分析しました。三重県が最も長く、鹿児島が最も短い結果となりました。異常値やデータの不足は見られませんでしたが、利用者の傾向については地域的な差は見られませんでした。

都道府県・地域ごとに平均年収と平均結婚期間を分析した結果、東日本では年収と離婚までの期間の長さに関連があり、南関東では世帯年収が一定水準に到達すると期間の長さには関係がなくなる傾向が見られ、西日本では世帯年収が高いほど離婚までの期間が短い傾向があることがわかりました。北陸四国では世帯年収が低くても離婚までの平均期間が長くなっており、離婚に対する周囲の目、出会いの少なさ、収入に関係ない結婚生活の満足度などが要因として考えられます。

愛と契約の入力欄には提出者がどちら側かを書く箇所があり、地域ごとに集計した結果、四国を除くと離婚届を提出する多くは妻側であり、東日本では比較的夫側が高い割合で離婚届を作成していることがわかりました。

離婚理由の数と内訳についてのデータ分析結果を都道府県・地域ごとにまとめました。有責配偶者なしの円満離婚を除くと、基本的には人口の多さとデータ数が比例しています。浮気や有責配偶者なしの割合が高い地域もありますが、四国や中国地方の男性は浮気しにくく、北陸地方の男性はDVの割合が高い傾向があります。妻有責の浮気離婚は東日本で多く報告されています。地域という観点で離婚トラブルを分析すると、北陸・中国・四国の地域が他の地域に比べて離婚トラブルが起きにくいことがわかりました。

 

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